記憶からこぼれおちそうなもの

ハイクが無くなってしまったのでここに書く

おはよう


曇っている
夏用の靴下の左だけ脱げかけて踵が出ている
電車は少し混んでいる

今年初めて美容院に行った

あまり髪を伸ばさないので、毎日どこかしら髪を結んでないと不便というのに難儀していた。
顔が大きいのできちんと結ぶと、ぱんぱんに大きい顔面が強調されるようで、どこかしら前側に髪を引きだしていたけれど、ほぼマスクの顔と日々増していく暑さにどうでも良くなりなんとなくネットで得た「くるりんぱ」というふざけた名前の、ひとつ結びにしたのを2つに割って間から結目をくぐらせるというやつでお茶を濁していた。
在宅勤務で薄暗い中過ごしていると気にならないけれど、職場の明るい光で鏡を見ると白髪の量もだいぶ増えている事に気づき、以前ならコンニチハ!白髪でーす!とばかりに縮れて天に向かって自己主張しながらはえてきたのに、もう「前からここにいましたけど?」という体でこっそり増えている。

とにかく、美容院行ってきました感を味わいたいから結構切ってくれと頼んですっかり短くしてもらった。

たまにしか行かない駅のショッピングモールを少し見て
家の方で売ってなさそうなものを観察して
小さい黒い編んであるバッグを衝動買いした。
小さいバッグは紐が細いものが多くて肩が凝りやすいのだけど
幅広のショルダーでグレーと黒があってあと千円安かったら両方買うのにと思いながら黒いのを買った。


帰りの電車でどうぶつの森をやりつつうとうとしていたら、ばたーんと大きな音がしたので驚いて顔を上げると、ドアの前に男の人が倒れていて、急病人かなとしばらく様子を見ていたらとても眠いのを堪えられずに眠ってしまう感じの仕草をしていて、酔っ払いか、徹夜明けかなんかかなという感じだった。
その人はその場に座り込みドアを背にして眠り始めたので、眠気の飛んでしまった私は再びどうぶつの森をやりながら、あっち側のドアはしばらく開かないと良いなと思っていた。
何駅か過ぎて男性が寝ている側のドアが開きドアを跨いでそのまま仰向けに寝てしまった。マジか、どうすんだろうと思っていたらドアに挟まれて目を覚まし、なんとか電車内に身体を移動させたが今度はドアが閉まらない。
このまま止まったらやだなと思っていたら車掌さんが飛んできて
大丈夫ですか?と声を掛けていた。
そりゃ、ドア閉まんなくて人の頭が出てたらびっくりするよね。
だけど、大丈夫とか言われてすぐに車掌さんは戻っていった。

通勤中とかに、座ってられなくて横になってしまってる人に声をかける駅員さんとかを何度かいろんな路線でみたことはあるけど
みんな大丈夫っていうと引き下がるのなんなんだろうな。
せめて、いったん降りてベンチで休むことを勧めたっていいじゃんねと思う。


帰ってきて、だらだらと休み
シュウマイをレンジで温めて食べた。

風呂に入る前に、先日紫蘇ジュースを作った絞った紫蘇の葉を
南蛮味噌にしようとして材料まで揃えたのに面倒がってほってあるのをなんとかした。
青唐辛子を刻んで生姜をみじん切りにして紫蘇もなるべく細かく切ってごま油で炒めてそこにチューブのニンニクも入れて砂糖大さじ2くらい、みりん大さじ1、味噌大さじ3くらいのを順に入れて炒めた。予想より辛くて美味しいけど量が多くて入れようと思っていた容器に少し入りきらなかった。